ユキヤナギを巡る攻防戦

庭にいつの間にかユキヤナギが生えてきて、
それが」あれよあれよという間に一大勢力になって早や数年。
この一件で困ったことは、アブラムシが発生することだった。
いや、何が嫌いってこの昆虫くらい嫌いなものはない。
蓮コラは平気ですが、若芽や緑の葉にびっしりたかったアブラムシは生理的にダメ。
たかが庭の虫のために化学物質バラまくのもなー、と、地道に手で潰している間に夏がきて、
いつの間にか消えているのが例年のパターンでした。
ところが、

お?

おお?


4月下旬にナナホシテントウが庭先に現れたのをきっかけに、
さまざまな種類のテントウムシユキヤナギに常駐するようになったのです。
(写真取り損ねたけど、黒い星二つだけのテントウムシもいたなぁ)
おかげでアブラムシは全滅!
捕食対象がいなくなるのと同時に、テントウムシたちの姿も見えなくなりました。
……自然って、良くできてる。


今頃はどこかの、農薬が散布されてない樹木に辿り着いて、
せっせとアブラムシを食んでいるのだろうか。
繁殖して、来年もまた来ておくれ。