今週のお題「2013年、夏の思い出は横浜アリーナ」

行ってきた訳だが。マジカルミライ2013.
http://s.mxtv.jp/magicalmirai2013/
8/30(金)最高気温34度の真夏のど真ん中を。


何度かの抽選に外れて、夜の部のコンサートのチケット入手となったので、
夕方につけば空いてるだろうと思ったのだが、
カル×エリアに入場するのに15分くらい並んで体力削られた。日傘持ってくるんだった。
――ソノ、カルエリアにはクリプトン公式の年表があって、これが良い出来。
「01,ballad」が公表された月や「Ieven polkka」「みくみくにしてあげる」
最初のメジャーCD[re;package」、ピアプロ設立、などなど。
さすが公式、要となるべき箇所を押さえている。
(ニコ厨から見るとアレやコレやと足りないが:初TV取材は「ア×コにおまかせ」だよな?)
一方、マガジンのAKB漫画の方はちゃんと拾ってあった。
そして、この年表によるとミクさんは2013年の11月にフランスデビューするとのこと。
ルイ・ヴィトンが衣装を担当した「THE END」をもってくとのことだが
シャトレ座って、バレエ・リュスが始まったトコだよね。
いやぁ……なかなか面白い符号やもしれませぬなぁ。
それにしても、良くまぁここまで来たよな、追っかけたよな、と感心する。


こんなことを思ってしまうのは、会場の客層のせいだ。
いや、本当に小中学生あたりの女の子が目立つのだ。
すでに昼の部(U−18優先)は始まってるのに、この割合。
そかもここに来うのには、距離的に来場可能&保護者同伴という壁があり、
その壁を越えられなかった子供達のことを考えたら、どれだけ初音ミクは彼女たちの層に浸透してるのかと。
自分の知らなかった世界に、軽くめまいがしてしまった。
ニコニコ超会議とは明らかに観客層が異なるよ!「くるみ✩ぽんちお」とかダメ、絶対!
「りぼん」や「なかよし」で取り上げられるはずだよなぁ。
裏返せばあの2誌、「ちゃお」に勝つべく必死のリサーチ繰り返してんだな。その心意気やよし。
…………考えてみれば、この女の子たちは、物心ついたころから「プリキュア」があった世代だ。
プリキュアを卒業した先に見いだしたアイコンが、緑とシルバーにネクタイ姿のミクだというのはなかなか面白い。
もしや我々は、世界を席巻するディズニー・プリンセスを倒せる武器を手中にしているのやもしれない。


さて、疲れたので企業ブースをさらっと回り、サイゼリアで休憩してアリーナへ入場。
フロントアクト(前座って言わなくなったのね)がめーちゃんの中の人、拝郷メイコさんだった。
ミクパのめーちゃんはセクシー担当だが、めーちゃんの中の人はワンカップが似合いそうな人で
なかなか興味深いシンクロニシティだ。
このご時勢にシンガーソングライターを続けるのは大変だろうにな、と頭が下がる。
あとで調べたら他にもsasakure.ukとか出たらしくて、そゆことはも少し早く教えてよ!


コンサートの内容は、他の方におまかせ。
ペンライトの海が一斉に同じ動きをするのは不思議な光景でした。なんかお約束的な教則があるんかアレ。
個人的には「トリコロール・エア・ライン」は未来永劫ミクパ未参戦なのかと大変切ない。
あつぞうくんの時代は来ないのか!
そしてナナホシ管弦楽団の時代はいつ来るんだ!
あと、昼と夜の内容って一緒なんだろうか?
自分は昼の部で「Moon」が流れていたような気がするのだが、夜の部ではやらなかったしなぁ。


てなカンジで汗まみれのまま家路につきました。興味深い一日でした。
無線LANが普及し、誰も閉じ込められず、誰もが接続できるようになった21世紀のデルフィ、初音ミク
今はモニターやスクリーンに閉じ込められているけれど、
そのうち3次元に飛び出してくるだろう。
その時の彼女は、きっと公告代理店なんぞの手には負えやしないはずだ。
来るべきその約束の日、彼女は、どんな幸福をふりまいてくれるんだろうか?