オバマ米大統領とダライラマ14世、ホワイトハウスで会見

記事、転載しときます。どちらも産経ね。



オバマ米大統領ダライラマと会談 配慮も米中関係悪化は不可避
2010/02/19 01:58
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/america/359438/
オバマ米大統領は18日、ホワイトハウスチベット仏教の最高指導者
ダライ・ラマ14世と会談した。
大統領はダライ・ラマとの初会談を大統領執務室ではなく、私的面会などに使う
住居棟の「地図の間」で行い、会談中止を迫る中国に一定の配慮を示しつつ、
チベット自治をめぐる中国当局との対話や人権状況などを協議するとみられる。
 ダライ・ラマは17日午後、ワシントン入りし、支持者らの歓迎を受けた。
米政府は、中国の反発を押し切る形で実現する今回の会談について、
「過去に何度もやってきた」(クリントン国務長官)、
「中国とは十分に成熟した関係を築いている」(ギブズ大統領報道官)とし、
中国との対立は深刻なものにはならないと楽観視している。
 だが、台湾への武器売却決定や、インターネット検索大手グーグルに対する
サイバー攻撃問題で中国との関係がぎくしゃくする中、
中国はダライ・ラマとの会談を実施すれば報復措置を取ると警告しており、
米中関係のあつれきが増すのは避けられそうもない。
 オバマ大統領は昨年10月に訪米したダライ・ラマとの会談を延期し、
米国内の保守派などから批判を浴びた。同11月の初訪中を前に
中国を刺激したくないとの思惑があったとみられるが、会談の決行で大統領は、
チベットの人権問題などで中国に対する弱腰姿勢はとらないとの決意を
内外に示す狙いがあるようだ。



チベット人の人権を支持 オバマ大統領がダライ・ラマとの会談で
2010/02/19 08:37更新
オバマ米大統領は18日、チベット仏教の最高指導者、
ダライ・ラマ14世とホワイトハウスで初めて会談、
チベット人の人権擁護を支持するとともに、中国との対話により問題解決を目指す
ダライ・ラマの姿勢を称賛した。
双方は積極的かつ協力的な米中関係が重要との認識で一致した。
ダライ・ラマはこの後、クリントン国務長官とも国務省で会談した。
ダライ・ラマは会談後にワシントン市内で記者団の質問に答え、
「子どものころ、いつも素晴らしいと思っていた偉大な民主国家の大統領に
お目にかかれて光栄だ」と語った。
 ホワイトハウスは会談終了後、大統領報道官室名で声明を発表した。
その中で大統領は「チベット特有の宗教、文化、言語の独自性、
中国国内におけるチベット人の人権擁護を強く支持する」とし、
「非暴力で中国政府との対話を追求するとしたダライ・ラマの“中庸の姿勢”を称賛した」
と述べた。
 声明はこのほか、大統領が「ダライ・ラマが一貫して中国との問題解決のための
直接対話に携わっている」ことを強調し、「チベット側と中国政府双方による
対話再開の動きを歓迎している」とした。
 オバマ大統領は初会談の場所を私的な面会などに使う住居棟の「地図の間」で行った。
これは、大統領とダライ・ラマの会談に中国政府が反発していることに配慮したものとみられる。


オバマ氏が大統領に就任するに当たっての宣誓の儀の時に、内ポケットに
知人から譲られたダライ・ラマ拝領のカタを入れていた」というのは
2009年1月の就任当時、ネット上で喧伝されていたように思う。
自分は「でも就任演説の時、仏教徒無宗教者以下の扱いだったよねー。
それを打ち消すための工作なんじゃね?」と冷ややかに見守ってきた。
民主党共和党に比べて中国大好き党だという評判だったし。
(それから一年も経たずに、日本が自ら中国の犬になりさがるなんて
あの頃は誰が想像できたろう?)
だが、今回の行動を見る限り、まんざらウソでもなかったのかもしれない。



我が国ときたら、民主党が第一党である限りは何一つ良い方向に向かうはずもなく
(まきの聖修さんは頑張ってくれてるんだけどねぇ)
お恥ずかしい限りでございますが、
何かの転機になりますように。