夏目友人帳・#2

露神&ススギ話。
バケツの君登場に備えて、旧校舎肝試しの伏線が貼ってあります。
それはいいんだが、コンクリ校舎の中に妖怪が出てくるのに軽く違和感。
来週の中級妖怪1&2とか、燕も校舎の中に入ってはくるんだけど
何だろーなー、このそぐわなさ。
……と思ったら、上記3名+メリーさんは
まず外で出会ってから夏目にくっついて・追いかけて
学校というコンクリ建物に入り込むんだよな。
今回のアニメの場合は、いきなり初対面で学校だから
(いや、外で見かけて付いてきたのかもしれないが)
お前そのなりで常時学校を徘徊してんのかいと
微妙な気持ちになるのだと思う。
例の旧校舎前で立ち話とかだったらまた雰囲気も違うのだろうけど。
ただ、妖が廊下をススッと近寄ってくるのは妖ぽくて良かった。
にゃんこ先生にどつかれて黒毛玉になって逃げてゆくのもいとをかし。


原作では冬だったお話が夏に来ている都合上、
色々と手が加えられております。
蜜柑が桃とか、「暖かい」が「いい天気」とか。
チョサッケンの関係でQちゃんがナシなのは当然の成り行き。
ほかにも細々とはありますが、大方は原作通りの流れではある。
ただなぁ……「君が来てくれたから」「今日は暖かいなぁ」の
「君が来てくれた」をバサッと切ったのがなぁ。
ハナさんの「露神様はいつもひとりぼっちでしょ」を
パッチとしてあてがったつもりなのでしょうが、ん〜?。
ラストも、露神とハナさんの会話を入れたかったようだが
そこで絵を出しちゃいかんだろう。
もう誰もいない、訪れない露神の祠が「いい天気」の日差しに照らされていて
声だけが響いていればいいのだよ。
原作はそういうテイストの作品だろう?


ちょっとばかり「これ、大丈夫?」みたいな危うさを感じさせる構成でした。
回を重ねるにつれていらんことしぃが増えるのなら
とっとと駆け抜けて終わってしまえという気がしますよ。


一方、ニャンコ先生の動きは回を重ねるごとにプリチーにそしてセクスィに!
しっぽ、しっぽ!プリチーなケツすなわちプリケツ!
ああん丸みを帯びた生き物はどうしてあんなにラブリィなのでしょう!
ギュってしたいお!


声優陣は、露神の青野武さまはおさすがでした。
「人間とは可愛いものだねぇ」で涙が出てしまったよ。敗北だっ!
和彦さんのニャンコ先生も楽しそうでうっとりでした。
斑声がだんだんヤクザの兄ぃに聞こえてくる……
ススギは、どんなしゃべりをするか想像も付かなかったから、
男前の声でもまぁいいか、と。
絶望先生の中の人は……このまんまの路線で行く気なんスかねぇ。
変にウィスパー入れたナルシスト系イケメン声。
別にナツメはイケメン声ではなかろうと思うのですが。
来週後悔しなきゃいいけど。
田沼と声の区別つかなくなるかもよ?
ハナさんの声は……元気満々なカンジが、どうなんでしょ。
ツヤツヤした声で「露神様はいつもひとりぼっち」とか言われても説得力ないよ。


来週が中級妖怪ズ&三條、そしてその次が燕です。
柚姐続投だといいなー。