初音ミクが来たよ〜
さっそくインスコ……はしないで読んでるよ〜
ムック本の方だから〜
DTM MAGAZINE 増刊 CV (キャラクターボーカル) 01 初音ミク 2008年 01月号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: 寺島情報企画
- 発売日: 2007/12/26
- メディア: 雑誌
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こんな困ったちゃんな配達業者は鳥だよ〜
猫がいいよ〜黒猫が〜くろね〜こくろねこ飼い〜たいの〜♪
と、みくっち降臨記念に少しはしゃいで歌ったところで
気持ちも落ち着きました。
まずはパラパラとめくって広告チェック(お約束)。
ドン!と表紙次の見開き(一番高いトコ)にクリプトンが来て
裏表紙直前のトコは、なんか萌え系イラスト付いた音楽制作ソフト。
(初音ミク以前からこうしたアプローチを取っていたそうだが)
あとは機器メーカーだったりソフトウェアだったり販売店だったり。
こうやってカテゴリで整理するとゲーム雑誌と変わんないな>広告主
んで中身はやっぱり専門誌らしく、ソフトウェア「初音ミク」の使用方法。
なるほど、これだけ細かく数値化されて調整可能なのは
面白くもあり、しんどそうでもありですな。
後はヤマハの開発者、中の人インタビューなどを経て
動画作成&読者の投稿作品コーナーに1/3くらい割いてます。
イラストコーナーやらニコニコ動画の有名作品のサムネイル画面もあって
資料的にもいい線いってるんじゃないでしょうか。
今から何年、何十年か後、07年のみくっちブームを読み取ろうとする人には
こういうのが大切なのですよ。
んでお楽しみの「クリスマスソング・コンテスト」入賞作品のCD(つかDVD?)。
ふむ〜、もう少しオーソドックスにクリスマス企画どっぷりなサウンド
(鐘が鳴るとか、ワンフレーズだけ「きよしこの夜」が入るとか)
そういうのを連想していたのですが、
割と冬ならいつでもオッケー系というか、むしろスノウソングと名付けた方がいいのかも。
実際にホワイトクリスマスを経験できる地域って、それほど広くないと思うのだが。
……雪そのものが、ファンタジーなアイテム化してますかね。21世紀の日本。
なぁんとなく、長谷川智樹版「魔法のプリンセスミンキーモモ」音楽を連想する作品が多いです。
そういう意味で、自分的にしっくりきたのは「じんぐるりんぐる」。
自分たちがサンタになって幸せを運ぶという内容が、電子の妖精みくっちっぽくてよろしい。
「メリークリスマス!」のセリフも自然なアクセントだったし。
付録DVDには他に読者投稿のオリジナルソング(ミクシーケンサーの人の作品と「ナツノウタ」)
玄人のミュージシャンが初音ミクを使った楽曲などが入っております。
んでこのDVDには動画も入っておりまして、
一つは初音ミク+Cubase4というソフトで音楽を作る手順の解説。
……えーと、きっと懇切丁寧に違いないと思うのだが、
聞いたこともないコードを引っ張って機器を接続する時点でエクスキューズ。
USB端子はわかるが、もう一つのソレは何ですか!
映像の流れだとキーボード用意しなきゃいけない雰囲気なのもどーよ?
「ボーカロイド開発者インタビュー」は、みくっちと鏡音ツインズの中の人と、
ヤマハの開発者のインタビューとなっております。
中の人二人がなんとなくぎこちないのは、
彼女たちにとっては「クリプトン」が開発者なんじゃないのかな、などと。
あとまぁ、二人とも髪型やファッションが型で抜いたように同じタイプで
そういやアーツビジョンてなんか色々ウワサがあった会社だよねと遠い目。
(みんなすっかり忘れてるみたいで、まぁそれは悪くはないのだが)
実は途中抜けした音楽制作動画には、司会役のヤマハ社員&開発者が出演なのですが
この二人もどーゆー訳かファッションやら髪型やら全体の雰囲気が似ていて
……結果、動画ふたつは何だか奇妙な雰囲気です(ビジュアル面では)
などとちょいとクサしてしまいましたが、お値段分の価値は十分だと思いますよ。
DVDはしばらくヘビロテすると思いますよ。