桜蘭高校ホスト部#2

画面の隅でパイナップルが回っている演出に対して
何を言えというのか(遠い目)
巨大ティーカップのカットといい、
監督は佐藤イチという謎のコンテマンに
作品の内容に関してどんな説明をしたのやら?


珠州島くんが洋陶を納入するあたりは、
時間&場面転換を省けているし、
鏡夜のそこはかとない黒っぽさが感じられていいのだが
流れが変わってくるのもこのあたりから。
結局、原作に存在する読者のためのサービスカット
ハルヒにくっつく双子とか、転んだ所を抱きしめる殿とか)を
切り捨てて良しと判断した結果、こういう流れになるのだろう。
その姿勢が、アニメが誰に顔を向け、誰に背を向けているかを
雄弁に語っているような気もする。


しっかし、「ホッペにチュー」をファーストキスって心配するのにムリがあると
スタッフの誰も思わなかったはずはないと思うのだが
自分自身を、どう納得させたのだろう。


ま、それでも今回は
舞い散る桜のせいでずいぶん心情的にごまかされた気がする。