おいしい水を求めて・その1

rosaline2005-12-19

さて、今年の冬は乾燥がキツいせいか、やたら喉が渇きます。
普段は備長炭入れた水を飲んでいるんだけど、
たまにはおいしい天然水をね、というワケで、遠征の旅へ。

やってまいりましたのは明治神宮
ここに「清正の井」という湧き水があると以前から知っていたのだ。
「東京都名湧水57選」という中途半端な名水にも選ばれているそれなりのモノ。
手元にある「散歩の達人」の切り抜きによると
「柄杓が置かれ、一般参詣者も自由に汲むことができる」んだとか。
うーむ、穴場。中野のそのまた北の新井薬師に行くまでもない。
なんかいつも混んでるし、正直申し訳ないんだよね。寺子でもないのに。
その点、明治神宮なら官幣大社。多少タカってもどーってこたぁない。

ペットボトルを抱えて西門へ到着。
ふむふむ、案内図に「清正井」としっかりありますな。本殿の脇の模様。
とりあえず森の中を歩くことにする。
西門から本殿へのルートは、比較的視界の開けた光景で
刈り込まれた芝生の上でカラスが鳴いております。
何というか、あまりピンと来ない風景。
鹿島神宮のようにあたりに漂いまくりの異世界の空気がカケラもない。
これが都会のド真ん中ってことかなぁ。

などと思いながら本殿に近づくと、早くも正月の参詣者対策として
沿道にお札を売る所(正確には「納める」なのかな?)を増設していたり
石段で転ばないように上に木板を渡してバリアフリーにしていたりと、
さすが初詣の参拝者数日本一、準備にぬかりはありません。
だが、私がほしいのはお札でも誰かのご加護でもなく、
ただの新鮮な水なのですよ。

所々にある案内図をチェックしながら、「清正の井」を探すのだが、
どうも行きすぎたり戻ったり、おかしいなぁ……。