そうと知らずにジョージ・R・R・マーティン
マキャフリーの訃報に接しながら、ふと思い出した小説がある。
図書館で一度読んだきりの「翼人の掟」というSF小説だ。
大気組成や重力が地球と異なる星で
「翼人」という空を飛ぶ技能を代々受け継ぐ人々をめぐる話だ。
ヒロインが女の子であることと、
クライマックスの主張がちょっと自己本位なことから
(翼人が処刑されたことから始まった騒乱なのだが
元を正せばそれ翼人側が悪いよね?なシチュエーションだった)
すっと作者は女性だと思っていた。
同じ時期に「竜の騎士」を読んだせいもある。
「もう一度読みたいな」と検索をかけてみると
(便利な時代になったものです、ありがたい)
- 作者: ジョージ・R・R・マーティン,リサ・タトル,神鳥統夫
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1982/06
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リンクをたどって他の著書を見ると
(ホント、便利な時代になったものです)
ああ、「炎と氷の歌」は名前だけは知ってるな……て
え?
- 作者: ジョージ・R・R・マーティン,George R. R. Martin,増田まもる
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 1990/10/01
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フィーヴァードリームの作者ぁ?
いやぁ、バリバリのファンタジーの作者が「フィーヴァー・ドリーム」まではありとしても
そこから「翼人の掟」につながるとは思いませんでした。
他の著作見てみると、割とSF畑の作品も書いている様子。
しかもシノプス読んでるだけで何やら面白そうな。
これは近日中に手に読まなくては。
それにしてもまぁ、何十年もかけて、同じ作家の本をそうと知らずに読んでいるとは
世の中とは面白いものだ。
やはり、才能がある人は生き残るのだなぁ。