続・夏目友人帳#8

古池や人魚飛び込む水の音、の話
(ちょっと違う)


アニメの……少なくともTV放送レベルの制作費のアニメの弱点て
古びたもの、の雰囲気を出せないことではないかと思う。
今回の舞台になった旅館、かなり年代物で鄙びたまたーり系のはずなのに
内装リニューアルのファッションホテルご休憩2000円!な世界でした。
同じことが藤原家の佇まいにも言える気がする。
アニメそのものが出来ない、とは思わない。
ジブリパトレイバー(劇場版)は成功してるし。
多分予算とかスケジュールの関係で、そーゆー事をおざなりにせざるを得ないのだろう。



そしてもう一つ気づいたこと。
マンガ原作をアニメにするに当たっては、
マンガのコマとコマの間で省略されたものを
(時間を盗むとかコマを盗むとかゆーらしいが詳しくは知らない)
補足しなくてはならないのだけど、
想像力とか色々なものが足りないと、その補足がトンデモない方向に行ってしまう。
♪(笹)舟が飛ぶ、空を飛ぶ、土手に降り立ち「疲れたかい」♪と
……いやその、どっから拾ってきたのだその発想は>空飛ぶ人魚
なんかもう、誰もおかしいとか、なんか変じゃねとか、
そーゆー事を思わなかったんでしょーかねー、と
書くのもなんか空しいというか、
もしかしてヲイラ以外の誰もこれを奇妙に思わなかったらどうしようみたいなー。



このレベルの低さのまま、次回は巳弥の話……(´・ω・`)
ラスト直前に持ってきてもいいくらい、アニメ的においしい話なのになぁ。