夏目友人帳#9

偽悪者、名取青年登場の回。
今気づいたが「名取」って漢字の意味、レイコのやらかした行為と同じだな。
先祖が友人帳のようなモノを持っていたのだろうか。



さて石田彰さん登場。
「きらめいて」て「うさんくさい」人の声とはどんなものかという問いに
彼の答えは「気だるい系」だった様子。
ふむー、奇をてらわず80点の回答を持ってきたかなという所。
個人的にはもう少し酷薄な雰囲気があってもいいかなと思ったり。
柚姐桑島法子が100点超え叩き出した後なんで
ちょっと期待度が高すぎたかもしれん。


内容はほぼ原作通り。
笹後と瓜姫、名取の式(使役している妖)が
妙に美人さんになってて驚きました。
そうかー、そうくるかー。柊入れてハーレム増築中かー。
そうした演出の一端か、
名取が「妖は理不尽で困った存在だ」と言った後に、
ハッと夏目が笹後と瓜姫の様子を見る演出&無表情な式たち、の
オリジナル演出が、大変いいカンジに働いておりました。
まーね、夏目の感覚ならそっち気にして当然だよね。
原作をいいカンジに補完しております。GJ。


派手な術のシーンもあり、ニャンコ先生の見せ場も一応あり、
華やかな内容の回でした。
電車で帰る名取に、後をくっついてゆく柊が面白かった。
無賃乗車だろう、ソレ。


最初の頃の不安定さはどこへやら
制作陣のエンジンがあったまってきたなという雰囲気です。
第二シーズンとは言わず、第三、第四とやってほしいなぁ。