夏目友人帳#8

蛍の回。
2回前の燕の話と毛色が似ているから、どうなるかなと危惧していたのだが……


桑島法子うめぇ〜
桑島法子うめぇ〜
桑島法子がすばらしいよ
桑島法子(ハラショ〜)♪
(「華のさかづき・大江山」のメロディーで)


Aパートのちぢれ麺どーたらとかゆーオリジナル部分は
「面白いと思ってるの、あっそ」と冷ややかに流し
闇で光る蛍の描写に「もうちょっと工夫しろ?」と思っていたのだが、
Bパートの蛍の記憶あたりから一気に加速しました。
正確には蛍の「(好)きよ」から。
いやー、声を聞いた瞬間ぐっと来たもんなぁ。
プロの確かな技術恐るべし。
引き込まれてすっかりドキマギしているところへ
闇夜に舞う無数の蛍ですよ。
もってかれたー、とはこういうカンジなんだろうな。
蛍の想う相手の結婚相手の顔を見せないという
アニメ独自の演出も良かったですよ、うん。


話の流れでいえば蛍も燕も似たようなディティールなのに、
どうしてこんなにキャラが違ったのかをふと考える。
*会いたい人に聞こえてなかろうが迷わず「おーい」&手をブンブン→燕
*会いたい人の目の前に姿が見えていなくてもひっそりと佇む→蛍
*にゃんこ先生と取っ組み合い→燕
*にゃんこ先生とちびちび酒盛り→蛍
……蛍の方が大人なムードですな。
伊豆の踊子」が燕、「舞姫」が蛍ってとこか。
そのまんま柚姐と桑島嬢の差別化にもつながってるのかもだが、
柚姐だって病弱キャラやったことあるし(シスプリ鞠絵
桑島嬢も元気っ子の役あるし(ZOEのドロシーとか)。
役者というのは器用なものだなぁと思う一方、
一度この人はコレ系と決めつけられると大変だろうなと思ったり。


それにつけても夏目のアニメ、キャストに気合いを入れてくれてるなぁ。
ヲイラのようにお芝居&声の両方大事な人種にはたまりません。
来週の石田さんも楽しみでならないよ!