曇り時々雨でした

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/topics/137891/
平城遷都1300年祭キャラ、名前は「せんとくん
デザインなどをめぐって不評の声も噴出した
「平城遷都1300年祭」のマスコットキャラクターについて、
奈良県などでつくる事業協会は15日、愛称を「せんとくん」に決定したと発表した。
 愛称の公募には1万4539件が寄せられ、漢字やカタカナなども含め
「せんと」(遷都)が337件でもっとも多かったという。事業協会は、キャラクターを
デザインした東京芸術大の籔内佐斗司教授ら5人の愛称選定委員会を設置し、
選考を進めていた。同祭は平成22(2010)年に奈良市平城宮跡を主会場に開かれる。
 「せんとくん」をめぐっては、デザインが公表された後から
「イベントのキャラクターとしてはふさわしくない」「生理的に受け付けない」など、
厳しい批判の意見が寄せられていた。
 同協会によると、応募は県外からが全体の約7割でカナダなど海外からの応募もあった。
マスコットの姿にちなんだ「童子」「角」や、「鹿」「奈良」「平城遷都」などの
言葉の使用が目立ち、一部には「誹謗(ひぼう)中傷と思える名前も含まれていた」という。
 応募総数について同協会は「予想を上回り、結果的に(同祭の)認知が進んだ」と
評価したものの、デザインに不評の声も多いことには「単純に良かったとはいえない…」と
複雑な心境をのぞかせていた。
同協会は「個人の主観までわれわれが強制するわけにいかないが、批判は重く受け止めたい」としている。


とまぁ、まだまだ愛され系とは認知されない平城遷都1300年祭りキャラですが、
そんなにダメなんでしょうかね?
ヲイラはビックリマンキャラみたいで可愛いと思うのですが。
つか、名前がせんとくんならこれはもう、
NOTING BUT 聖フェニックスfromビックリマン

http://bikkuri-man.mediagalaxy.ne.jp/CGI/search/search.cgi?key=syousai&story=04&num=001
まぁ、そういう世代限定なモノは置いておいても、
本当にダメかな。このキャラクター。
こうやって平面図で見るとパッとしないかもだが、
立体になったら印象変わるのではなかろうか。
元々キャラデザの人は造形系の人だし。


と、いうのも、今日とあるお寺で出会ってしまったのだ。

参道を歩いていると、目に飛び込んでくる金色の輝き。
興味を惹かれて足を止めると、それは、
金色の衣と円光に負けない存在感を持つ、彫像だった。

見よ、この生命力と躍動感みなぎる表情を!
まさに唯一無二(ユニーク)!


こいつぁ一体……と、しげしげ眺めるうちに、ふと気づく。
これ、もしかして奈良マスコットの親戚なんじゃ?


検索をかけてみたら、やっぱり藪内佐斗司さんの作品でした。
http://uwamuki.com/j/map/mapdata/zenkoji.html
ここから立体作品を見ていただきたいのだが、
今時珍しい、オリジナリティあふれる作品ではないだろうか。
それでいて、ちゃんと伝統的な仏像テイストも加味されているし。
……いいんじゃないかなぁ。せんとくん
正直、日本全国キティちゃんとかひこにゃんとか、
カワイイ系でまとめる必要はないと思うのだ。
奈良ならでは、奈良でしか出せない味わいがあるキャラクターとして
合格点は優に越えてはいないだろうか。
当事者の人はいろいろ意見はあろうと思うが、
そんなに心配しなくてもいいと思う。
つか、ストラップ出たら買いにいくよ!