そんなに手は長くなかった、ガッカリ
ロシア政府内務省合唱団「ロシアの大地アンサンブル」という
珍しいものを見てきました。
いやぁ、某ローカル局の日曜深夜アニメで
CMが流れた瞬間から胸をときめかせていたのですよ。
だってあーた、内務省ですよ、内務省!
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E5%86%85%E5%8B%99%E7%9C%81
今見てきたけど、数日前と内容変わってる……
確か国内の対テロ組織で実働隊がどーたらと書いてあったはずだ。
((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
にゃんこと暮らしている以上、海外旅行はほぼ望めず
アメリカ軍と自衛隊以外の軍組織をこの目で見る機会がない人としては
こんなチャンスを逃す訳にはいかないのさ!
(閑話休題:ウガンダで働く知人がいるのだが、その人いわく
「ウガンダはさまざまな『警備会社』のアフリカ支社が集まっているので
空港には、これから死地へ向かう男と
契約期間を無事終えて文明圏へ生還してゆく男が交差している」そうだ。
生還してゆく男の方が圧倒的に目つきが怖いらしい)
んで見てきた訳だが
…………
…………
…………
ん〜、カーキ色の服きた姿勢のいいダークダックス40人強?
かなりオーソドックスな男性4部合唱団。
特にバスの人数の多さと声質に圧倒された。
ハンパねぇ! ロシア人って声低いんかな?
ちょっと興味深く感じたのは
サービスのために日本語の曲を幾つか唄ったのだが
それが「浜辺」と「遙かな尾瀬」だったこと。
どちらも風景を淡々と唄った歌だよなぁ。
美しい自然を愛でるのがロシア的なのかしら。
あの荘厳な4部合唱で「荒城の月」とか聞きたかったのだが。
席が遠いせいもあって、あまり各人の顔ははっきり見れなかった。
ただ、バリバリの若造はあまりいない気配で
どー考えてもソ連邦崩壊時には現役軍人だった年齢の人が圧倒的。
制服も良く見ると胸章がやたらデカくてカラフルだったりして
それは何処と何処に行って何をしたという意味なのかな?
いえ、いいです答えなくて!
そんなことを考えていると曲目が「カリンカ」だわ「ヴォルガの舟歌」だわ
エロイカより愛をこめて〈第3巻〉 (1981年) (プリンセス・コミックス)
- 作者: 青池保子
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 1981/01
- メディア: コミック
- この商品を含むブログ (1件) を見る
あああもししてパンフレットと曲順が違うのは客席への誰かの暗号なの?!
こんな事ばかり考えてしまった。
ちなみに合唱団と一緒に舞踏団も同行していた。
こちらは20代の若くて足がキレイなお姉さんや
ガチムチで三島由紀夫が好きそうなお兄さん。
バレエ大国だけあってどの人もハンパない身体能力で
見たこともない圧倒的な力量を見せつけられると
かえってこちらはどう反応すればいいのか判らない。
ファルフ・ルジマトフの「ラスプーチン」を見た折の
酒場のシーンで個人技披露タイムになった時の
客席のばらけた喝采を思い出した。
つか、ダンスというよりはアクロバットの技を一つだけ
延々繰り返すパターンが多すぎるんだよなぁ。
マーベラスな一発芸大会?
ま、それらを抜きにしてもお嬢さんたちのウェストの細さと
足の美しさはすんばらしいものがありました。
ヲイラもダイエットしよ。
そういや、水平の服を着て踊る一幕があったが
振り付けや構成が「錨を上げて」の
ジーン・ケリーとトムとジェリー競演!のシーンに
似ていたような気がするのだけど気のせいかな。
まぁ、「他の何者にも似ていない」のは確かだった。
面白いものを見たなぁ。