精神的に行き詰まった時は

新しい刺激ですよ。
という訳で本の衝動買い。

船を建てる 上

幻の名作と聞いてはいるが全く内容を知らず、
少々ためらいはあったものの、エイッと取ってしまった。
アメリカ南部圏を思わせる世界に住む、擬人化されたアシカたちの
少し哀しくてsophisticated（適当な日本語が出ない：洗練はなんか違うよ）な日々の物語。
確かに評判になるだけのことはあるが「幻」になってしまった理由もほんのりわかったり。
「ネムキ」が好きな人には合いそうな気がする。

怪異いかさま博覧亭 1巻 (IDコミックス REXコミックス)

真女神転生３にはまりまくった頃購入したアンソロジーで、
達者でキレのある動きの絵とテンション高いギャグで名前を覚えていた。
いつの間にか商業誌デビューしてたとはなぁ。
内容は……あー、一般受けするには少しむずかしいかもだ。
とりあえず、なまじ絵が達者なだけに、
小さなコマの作画まできっちり構図考えて
正しいデッサンの人間を描き込んであるのがかえって息苦しい。
も少しいい加減というか、あえて見苦しくすることを覚えた方がいいかもだ。
上遠野浩平言うところの「ブギーでポップ」なテイストってヤツだね？

ああ、今年の夏はまだ映画見ていない……
「グラインドハウス」二本立てin六本木（見にいかずにいられるかい！）が
最初で最後の映画になってしまうのか……
というか、その頃は動けるようになっているのか……