ほろ苦い野菜が食べたいよ、2007年春

芽キャベツを店頭にて発見、捕獲する。
「捕獲」という言葉を使いたいくらい、
自分は芽キャベツを探し求めてきたのだ。
遡れば去年の春から。
(いやホントに全滅でしたよ、06年初春〜夏:於東京S区
ビーツなんてロシア人しか喰わない野菜を置いといて
なんで芽キャベツがなかったのだろう?)


その一年ごしの芽キャベツに、軽く塩をして電子レンジで蒸す。
加熱した後に軽く表面をオリーブオイルで焼き色付けて
いざ口の中へ。
…………
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…………
なんかキャベツと味が変わらないんですけど。


芽キャベツって、もっとこう、
見かけは小っちゃなキャベツで、
キャベツの食感と味もあるけど、
芯のあたりにある種のほろ苦さを併せ持つ
「こびとさんが魔法で作ったキャベツ」みたいな味じゃなかった?
ないない、魔法のほろ苦さがカケラもない!
これは私の求めていた味ではありません!


う〜む〜、安かったのが問題なのか、
あるいは、近頃良く言われる
「野菜の栄養価が下がっている」がらみの問題なのか。
何にせよ、ちょっとガッカリ&ションボリしました。


ああ、ほろ苦い野菜が食べたいなぁ。
という訳で、今度は京菜を求めてさまよう日々。