マルクス兄弟現る!

たまたま「ヒミツの花園」というドラマを視聴。
釈由美子演じる新人編集が
4人で一つのペンネームを名乗る漫画家兄弟に
翻弄されるという内容だ。
最初は「それ何て横手美智子?しかも一人増えてるし!」「お、堺雅人」などと
引っ越し作業片手にまったり見ていたのだが
これが結構面白い。
長男、三男、末っ子がそれぞれイケメンの役者を揃えた中、
次男が色物担当を引き受けているのだが、
小芝居の数々がピタリとキャラに嵌っており、素晴らしいの一言に尽きる。
彼を見るだけでも時間を割く価値があるというものだ。


しかし、それを抜きにしても、こう、何というか
親近感を感じるというかこの気持ち良さは何?と
さんざん考えて、ハタと気づいた。
この四人兄弟、マルクス兄弟なのだ。

マルクス兄弟オペラは踊る 特別版 [DVD]

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(とりあえず一番好きな「オペラは踊る」なんぞを貼ってみる)
イケメンで女ったらしで口がうまそうな長男がグルーチョ
とことんトリックスターな次男がチコ
技術系の三男がハーポ。
ほーらピッタリ。
おまけに本家じゃ役立たずの末っ子ゼッポが、
こっちじゃダウナー系毒吐きでちゃんと役に立っている。
つまり釈由美子のポジションは
マーガレット・デュモン


きっと最終回まで災難続きに違いない。
がんがれ、009−1の中の人。