本日からブログ稼働としましょう。
自分好みにいじくるのは後ということで。

ネコソギラジカル (中) 赤き征裁VS.橙なる種 (講談社ノベルス)
ネコソギラジカル(下)青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)
西尾維新ネコソギラジカル」中・下(講談社ノベルズ)をまとめて読了。
……したのは昨日だったかな。
購入したのは先週末だったので、しおりも小冊子もなし。
それほどこだわりもないのだけど、
某巨大掲示板なのでは、交換スレッドもあるようです。
ファウスト」編集長の太田氏はマニアのツボをちゃんと押さえているのだ、と感心。



推理小説の体裁で始まった「戯言シリーズ」の最終巻ではありますが、
格闘小説になっちゃっいましたね。
オチとしては「終わりなき日常が続く」といった雰囲気で
ちょっと両手放しでは喜べない気が。
あとがきで、キャラクター達に関して
「成長はしたけれど、決して本質的な変化はしないよう心がけた」とありますが
そのために、カタストロフ=すべてをなぎ払う衝撃的な力が
きちんと発動できなかったのかな、などと思ってしまいました。
想影真心と零崎人識は何をしに出てきたのだ、実際。

でもまぁ、最終巻まで生き残ったキャラ達が
幸せでいるようなので、これはこれで悪くない気もします。
ちなみにワタシ的にご贔屓だったのは、
荻原子荻、形梨らぶみ、石丸小唄あたり。
ところでらぶみさんはどうして登場人物に名前が載らないのだろう。
中巻では「らぶみ」としか呼ばれてないから、名字がこれでいいのかわからないぞ!