今週のお題「梅雨」

時々日本語はこの手のナゾ読みがある。
多分、日本古来からあった言葉を中国の文字で表記する手法を取り始めた時
中国文字の音を重視するか意味を重視するか、かなりファジーだったんだろうな。
んで今回のコレは後者、と。


学生の頃、特に制服を着ていた頃は梅雨の季節はキライだった。
制服の生地は湿気を含んで重たくなるし
モルタル塗りの壁は水滴が付いてヌルヌルして気持ち悪い。
廊下や階段も湿気のせいで滑りがちになる。
うっかり走れやしない。(走るな)


現在では、割と好きな季節になっている。
どうしても外出する必要がある時はゲンナリするが
家の中で雨音を聞きながら屋外を見るのは悪くない。
水の滴る緑の美しさは格別だし、
「ふふ、庭木の水やりを天が代行しおるわ」という気分になるのもいいものだ。


というか、昨今は梅雨が明けた後の夏の日差しが恐ろしくて
梅雨が続いてくれる方が嬉しいような気がする。
野菜が高騰するのは困るけど……