2007年、この国を形成するもの

平賀源内が好きなもので
土用の丑の日前後(コレ重要。だって当日は高いしな)は
鰻を食すよう心がけている。
でも今年はさすがにさすがなので、どうしようかと思っていたら
牛丼の吉野屋が鰻丼を扱っているのに気づき、
ここなら大丈夫でしょ、今年はこちらで。


なぜ吉野屋なら大丈夫かと思ったかというと、
1、危険なイメージのある米国産牛肉を扱ってることで知られている
  =他の商品で下手を打つ真似はしたくないから品質には気を使うだろう
2、米国産牛肉が輸入禁止になっても、他国に切り替えず頑として輸入再開を待った
  =品質に自分なりのこだわりがある:あんま妙なものは仕入れないだろう
といった、割と希望的観測だったりするが、
まぁ要するにブランドイメージですな?
そしてかなり空腹だったことも否定しませんよ。


んで某繁華街の小さなお店に入ってみると、店員さんの名札こそ日本人ぽいが
このイントネーションは明らかに非ネイティブ。
まぁ都心では珍しくもないよね、と注文を済ませたあと、
ふと店のメニューを見て思う。
牛丼……の牛肉は米国産、
豚丼……の豚肉もおそらく輸入品
んで自分の頼んだ鰻もほぼ間違いなく輸入品。
付いてくる味噌汁の味噌の材料の大豆も輸入品だろう。
この場で供されているサービスで、純国産のものってどれだけあるのかなぁ。


などと思いながら、ゴムのような鰻を食しました。
焦げ目も付いていてそれなりに香ばしかったです。
スーパーで鰻丼購入しても600円越えること考えると、
味噌汁と漬け物付きで550円はお値打ちな気がする。



つか、鰻って実はかなり好きなんだよね。
でもファミレスでも通年で扱ってる所ないし、
これを機会に吉野屋のレギュラーメニューにならんだろうか。
もちろん生産の段階からしっかり品質管理したものをな!