書店街よ永遠なれ

「少しくらいふっくらしてる方がいい」なんて言葉は
大体の場合は外交辞令だけど、
これがマジであてはまる女性と一年ぶりに会う。
うん、今の方がいいよ。
これからの貴女の未来が幸福であるように。



さて、その会合の後お茶の水へ。
ここ数週間ずっと「死の舞踏」に関する本を探しているのだが
渋谷も新宿も地元の図書館も空振り。
かくなる上は、という訳で、
日本で一番総フロア面積の広い(んだっけ?)
三省堂本店へ。
…………
…………
…………
あった!
あったよ!
さすがお茶の水だね!
さっそくその場で序章を開くといきなり
「死の舞踏」に「トーテンタンツ」と仮名が振ってあり、
来やがりました、というカンジ。
肝心の資料(図版)が小さいのが不満だが、
まずはじっくり読むことにしますよ。


その後、久しぶりにお茶の水駅前の「カロリー」へ。
カロリー焼き以外のメニューがガラリと変わっているようだが
それもまたよし。
店員のおじさんが白髪混じりで、
きっと自分が学生の頃からこの店で働いてたんだろうな、としみじみする。
本店はなくなって久しいけど、
いつまでも店の看板を守ってほしいなぁ。
親子二代でお世話になった身の上としては。
自分が通っていたころのBGMはシャンソンだったが
今はJ−WAVEに変わっていた。
AMラジオでもFMTOKYOでもなく、J−WAVEなあたり、
やっぱほんのりエッジだなと思ったり。
あの年頃のおじさんが店番してる店でJ−WAVEはなかなか聞けないよ?
駅周辺のテナントもあまり変わっていなくてホッとした。
いつまでもこのまんまでいてほしいなぁ。